強度試験(傾斜地用)
エイキッド株式会社に依頼して強度テストを行いました。
傾斜地支柱の圧縮強度試験Examination
1.件名
傾斜地支柱の圧縮強度試験
2.目的・概要
圧縮試験による物性値の比較
3.試料情報
・ステンレス(小)・・・全長235mm ・鉄(小)・・・全長235mm
・ステンレス(中)・・・全長335mm ・鉄(中)・・・全長335mm
・ステンレス(大)・・・全長435mm ・鉄(大)・・・全長435mm 計6検体
4.試験期間・環境 調査実期間・・・・2014年7月3日 室温・・・・24℃
5.使用設備・装置 試験機 インストロン製 5582(100kN)
6.試験方法・条件
6-1 試験方法 圧縮試験用治具を用いて試験を行う
6-2 試験条件 圧縮速度:5mm/min 試験温度:24℃ ロードセル:100kN
試験風景Examination
試験結果Test result
※鉄サンプルは、最大荷重値に達してからボルトと柱のつなぎ部分より変形が起きました。
※ステンレスサンプルは、最大荷重値に達する前より少しずつ変形が起きました。変形は柱部分より起きました。
【試験結果】
傾斜地用の束の長さが約250〜450mmのステンレス、鋼製が約4.2t〜2.2tとグランドピアノの重量(300〜400kg)から考えても、6度の傾斜で充分な強度を確保できました。